Studio Misha & Puff

Misha & Puffのアイテムは、おしゃれだけどどこか懐かしくて、日常に馴染むスローファッション。
子供も喜ぶ肌触りと、ハードに着ても丈夫で長持ちするクオリティ。
販売した服に責任を持って、修理を請け負ったり、サイズが合わなくなった服の譲り先を見つける仕組みを作ったり。

そんなMisha & Puffが大切にしている毛糸。
針と毛糸だけで、どれだけのものが作れるかにいつも驚かされながら、新しいデザインを生み出し続けているそう。

Studio Misha & Puffの毛糸は全てペルーで職人の手によって一つ一つ手染めされています。
手作業なので全く同じものはなく、独特な深みやニュアンスのある色が熟練した職人の技によって作られています。
1キロごとに1人の職人が染色を担当し、糸を回転させ、操りながら、それぞれの糸に自分なりのエッセンスを加えることを楽しんでいるそう。

また、染色には環境への負荷が低い染料が使用されています。
染料の糸への吸収が良いため、すすぎ工程で必要な水量が少なくて済み、すすぎの際の染料の流出も少なくなります。
またこの染料は”アゾフリー “染料で、有毒なアゾ染料や重金属も含まれていません。

Studio Misha & Puffの糸のラベルには必ずMade in Peruと書かれています。
ペルーが誇る、歴史あるテキスタイル産業や職人技術の伝統を尊敬して、ペルーの職人たちと協働しているというメッセージなのだそうで、もちろん常にフェアトレードであることを基本姿勢にしています。

2023年秋から、Studio Misha & Puffのメリノウール糸の素材にはRWS(Responsible Wool Standard)認証を取得したウールだけを使用することになりました。Responsible Wool Standardは農場から糸になるまでのすべての過程において、責任ある調達と生産方法を取り入れ、牧場、農場、輸送業者、そして生産に関わるすべての人が、動物のケアに対する厳しい基準を満たすことを保証しています。そのウールを提供してくれた羊たちが、彼らにふさわしい質の高いケアを受け、敬意を持って扱われていることを保証するものです。

私にとってStudio Misha & Puffは編み物が好きなった大きなきっかけの一つです。

ちょうど編み物に出会ったばかりの頃Studio Misha & Puffのパターンを知って、お店で買うのと同じくらい素敵な服を自分の手で作れると教えてもらったこと、無駄がなくて編みやすくて、よく考えられたパターンに編み物の楽しさを教えてもらったことから始まって、今もその色とデザインにワクワクをもらい続けています。