染める
東京のマンション暮らしでも
身のまわりの植物から色を染めて
身につけるものや暮らしにまつわるものを作るってできるんじゃないかな、できたらいいなとずっと思っていて…♡
2022年の年末に分厚い本を読み始めて、2023年の春から自宅のキッチンやベランダのもので染め始めて、2023年の夏に思いがけずいろんな人にその話をする機会があって、話してみたら力を貸してくれる人にたくさん出会えて、
おうちにお庭がある方はもちろん、お花屋さん、植木屋さん、菜園・農園、コミュニティガーデンなどなど、いろんな方からいただいたいろんな植物を染めています
身近な植物で染色してみたいと思った時に、何か参考になることがあればと思い、私が試したことを少しずつですがシェアしてみます
気づいたこと、アドバイスなどなどあればぜひ教えてください!
そんなわけで、天然染色において、繊維に色素が定着する仕組みやその方法は、主に "The Art and Science of Natural Dyes" という本に教わりました。少し前の本ですが、今でも天然染色に携わるたくさんの人たちから参考にされている、体系的で科学的なアプローチの本なのでとてもおすすめです。
今の時代や環境にあった、より良いやり方があれば知りたいと思い、A VERB FOR KEEPING WARMの "journeys in natural dyeing" も参考にしています。
ほかにも Botanical Colors 、 modus operandi fibers 、TEINTURES SAUVAGE などがシェアしていることも参考にしています。
ウール、シルクなどの動物性繊維を染める場合は、精錬→アルミ媒染→染色を基本にして、色の変化を得るために、染液を酸性にして染色する、染色後にアルカリ性の液に短時間浸す、染色後に鉄媒染液に短時間浸す、というやり方をとっています。
山崎青樹さんの「緑染め」に出会ってから、この方法で緑を染める時に限って銅媒染液を使っていましたが、今は銅媒染液は使っていません。
コットンやリネンなどの植物性繊維を染める場合は、精錬→タンニン下地→アルミ媒染→染色を基本にしています。
